77歳喜寿のお祝い、祝い方

77歳という年齢は、「喜寿」といって長寿のお祝いが行われる年になります。現代の日本人男性の平均寿命とも重なる年齢です。無事に喜寿を迎えられたお祝いは、本人にとっても特別なものになります。

 

77歳のお祝い

昔からの慣わしとして、「紫色」のものを贈るという習慣がありました。これは古くからのしきたりです。現在でも多くの方が喜寿祝いに紫色のものを贈っています。しかし、贈り物は必ず紫色のものでなければいけないわけではありません。近頃ではそういった習慣にとらわれずに、お祝いされる方が多いです。

 

「本人が喜ぶもの」「好きなもの」など、その人に合わせたものを贈り、しきたりにこだわるよりもお祝いされる本人のことを考えた、心のこもった贈り物を贈る方が増えています。

 

配慮

長寿のお祝いです。お祝いのパーティーが原因で、体を壊さないように配慮する必要があります。

 

お祝いをする場所は、家に集まってするのも良いですし、ホテルやレストランでお祝いのパーティーを開いても良いと思います。ただ、その時間や場所、料理の内容などに注意が必要です。事前にしっかりとした計画を立てておきましょうね。

 

体調

お祝いだからといって盛り上がりすぎると、本人の体調を悪くしてしまうこともあります。なので、長時間のパーティーなどは避けましょう。周りの人たちで本人の状態を気遣いながら、楽しんで下さい。

 

お祝いの席で体調を崩してしまっては意味がありません。祝い方に特に決まりはありませんので、あとは本人の好み次第になります。

喜寿のお祝いはどこでやる?

喜寿のお祝いを自宅で開くなら

喜寿は自宅で家族が集まってお祝いするケースが多いですが、お祝いのかたちはさまざま。家庭によって違います。

 

自宅で77歳の喜寿を祝う場合の食事は、お寿司や和食など日本料理をメインにすることが多いです。そして、プレゼントなどを用意してお祝いします。

 

プレゼントは「紫色のものを」、という慣習がありますが、最近はそういった昔からの風習よりも、本人の気持ちが尊重され、本人が喜ぶようなものを贈る場合が多いです。

 

お祝いの仕方ですが、「自宅でお祝いパーティーをする場合にはこうしなければいけない」などのきまりはありません。まずは本人の体調などを優先する一番大切。せっかく77歳のお祝いを迎えたのです。そのお祝いの席で、体調を崩してしまわないように周りで配慮しましょう。

 

お祝いの料理について

77歳という年齢の方が好むような、食べやすい食材、味付けなど本人の好みも合わせて考えてあげて下さい。和食が基本となりますが、本人の好物に洋食が多いのであれば洋食も取り入れてもかまわないでしょう。

 

配慮

その他の配慮として、温度や時間帯など、体調を保つために適切かどうか、こまめに気を使ってあげて下さい。また、万が一体調を崩してしまった場合に備え、休める準備なども必要です。お祝いを楽しむためには、しきたりなどよりも本人を優先して考えることが大切。その点をしっかりと心に留めておきましょう。

 

喜寿祝いをレストランで開くなら

せっかく家族そろってお祝いするのなら、外でお食事をしながらお祝いしたいものが、「喜寿祝い」にはどんなレストランを選べばいいのでしょう?

 

喜寿祝いのレストラン選び

年配の方の場合、あまりにかしこまったレストランは「性に合わない」といわれる方が多いです。もちろんこれは個々の好みにもよります。できれば家族でワイワイと賑やかにできるレストランを選びたいですね。

 

となれば、ドレスコードがあるような1流2流のレストランよりは、街にあるこじゃれた店舗の方がいいかも。

 

もちろん家族だけか、親戚も呼ぶかで人数が変わるので、収容人数も考える必要があります。場合によっては「○○会館」などと名前が付くような、規模の大きな飲食施設が必要になる場合も。

 

個室があるレストラン

先に少々触れた「ワイワイと賑やかに」という点で考えれば、個室があるレストランの方がいいです。お酒も入りますし、お子様もいれば、それなりにうるさくなってしまいます。その点、周りに気を遣う必要のない個室は、ポイントが高いです。

 

食事の種類

お祝いの主役の好みに合わせることになります。お店探しは、洋食のお店ではなく和食のお店も選択肢に入れておきましょう。

喜寿のお祝いの記念に、家族で写真館で記念撮影

最近は手軽に綺麗な写真が撮れる、高性能カメラが発売されています。また、スマートフォンなどでも簡単に写真が撮れますが、77歳喜寿のお祝いの記念として残すなら、やっぱり写真館で記念撮影をするのがいいですね。

 

写真館での撮影は、お宮参りや七五三、成人式などの記念日以外、縁がない方も多いかもしれません。それに子供の写真の撮影だと、数万円かかったりすることがあるので、ちょっと敬遠してしまうこともあるでしょう。しかし、喜寿の記念撮影はそこまで高額ではありません。

 

写真館によっては、ちゃんちゃんこを無料で貸し出しているところもあります。礼服などを着るほど、かしこまって撮ることもないので、意外に低予算で77歳の記念写真が撮れるでしょう。

 

女性の場合でも、自分でメイクをしたりスタイリングすれば、その分も浮かせすことが出来ます。もちろんお金に糸目はつけないというのであれば、着物を着てもいいですし、メイクまでトータルしてお願いするのもいいですね。

 

いくら家族と言っても、年齢を重ねれば重ねるほど一緒に写真を撮る機会が減ってきます。実際に、喜寿のお祝いをするまでは家族そろって写真を撮っていなかった、なんてご家族も少なくありません。

 

喜寿は、そんな家族が集まって写真撮影ができるきっかけにもなってくれる記念日。お値段は写真館によって違いますが、5000円ぐらいから撮れます。この機会にぜひ思い出に残る一枚を撮っておきましょう。

喜寿のお祝いを東京のホテルでするなら

喜寿のお祝いをホテルでするのであれば、ハイクラスなホテルというのはもちろんですが、喜寿を迎える方が落ち着いて心地よく食事を楽しめることが大事です。
椿山荘
東京には一流ホテルが揃っています。その中でも特に高齢の方に喜ばれるのが椿山荘です。東京の一等地にありながら、緑溢れる風光明媚な庭園を持つ椿山荘なら、ゆったりとした時間の中で喜寿のお祝いが出来るでしょう。 椿山荘では、長寿のお祝い用の特別献立があります。予算に合わせてデコレーションケーキなどのオプションも可能。また、特典として記念写真を撮影してくれたり、乾杯用のスパークリングワインも用意してくれます。長寿のお祝いプランは通年開催されていますから、どんなタイミングでも予約可能です。
グランドパシフィックLEDAIBA
東京ならではの雰囲気を楽しみながらお祝いしたい場合は、グランドパシフィックLEDAIBAもお勧め。レストランからは、東京ベイやレインボーブリッジ、東京タワーなどが見えます。そんな絶景を楽しみながらお祝いするのも素敵ですね。レストラン&バーも、イタリア料理から広東料理、日本料理、すしなど豊富に揃っています。 グランドパシフィックなら利用人数や食事の希望に合わせてレストランを選べ、大人数なら宴会場貸切プランもあり。オーダーメイドで喜寿を祝いたいという方にぴったりです。 東京には素敵なホテルがたくさんあるので、迷ってしまうかもしれませんが、事前に問い合わせをして希望に沿ったお祝いが出来るところを選びましょう。

喜寿のお祝いを大阪のホテルでするなら

食い倒れと言われるぐらい美味しいものが揃う大阪。喜寿のお祝いであれば、味だけではなく雰囲気もクラス感を大事にしたいですね。そんな時は、やっぱりホテルで祝うのが一番です。
HOTEL GRANVIA OSAKA
大阪にはたくさんのホテルがあります。個室でお祝いしたい方には、HOTEL GRANVIA OSAKAがお勧めHOTEL GRANVIA OSAKAには、日本料理や中国料理、フレンチなど多彩なレストランが揃っています。 もちろん、それぞれに個室がありますから、身内でゆっくりと料理を楽しみながら喜寿のお祝いが出来ます。駅からのアクセスも良く、いろいろな地域から人が集まる場合でも便利です。
ホテル リッツカールトン
もっとハイクラスで、贅沢な空間でお祝いをしたいという方には、ホテル リッツカールトンが良いでしょう。18世紀のイギリスのジョージアンスタイルを取り入れたインテリアは、貴族の邸宅に招かれたような気分にしてくれます。 食事だけではなく、数々の名画を愛でることもできるので、優雅なひと時を過ごすことが出来ます。食事はフランス料理、イタリア料理、日本料理、中国料理の中から選べ、落ち着いたバーでお酒を楽しむのも一興ですね。ワンランクの上の空間を提供してくれるホテル リッツカールトンなら、普通の喜寿のお祝いでは味わえない時間を堪能できるでしょう。 大阪のホテルは、リーズナブルでお祝い出来るところから、味も空間もお値段もすべて一流のところまで幅広く揃っています。予算に合わせて選ぶといいですね。

喜寿祝いに温泉に行くなら

77歳の長寿とはいえ、まだまだ足腰もしっかりしている方が多いです。ちょっと足をのばして、温泉でお祝いしてあげるのもいい思い出になると思います。 喜寿のお祝いに温泉に行くとしたら、どんな温泉がいいでしょう?まずは、「近場であること」が条件のひとつに入ります。やはり高齢です。移動時間はなるべく短くしてあげるのがいいでしょう。 また、「融通の利くところ」も外せない条件のひとつです。予約を入れる際の電話応対などもチェックしておくのはもちろん、口コミなどで温泉宿の情報を集めて、できるだけ応対の良い宿を選んで下さいね。どうせなら気持ちよく滞在したいですから。温泉宿はしっかり選んで決めましょう。 77歳ともなれば、みんなが元気で足腰もしっかりしているわけではありません。持病を抱える人もいるでしょう。予約の際はしっかりその旨を伝えておく必要があります。例えば、食事に気を付けなければならない方なら食事にもある程度の融通を利かせてもらえる旅館・ホテルが理想です。 多少足腰が弱い方でも、温泉宿で車いすを用意してもらえることもあります。予約を入れる前に、目当ての宿にいろいろ聞いてみるのがいいでしょう。温泉宿では「長寿のお祝いプラン」を打ち出しているところもあり、そういう宿をチェックしてみるのもいいと思います。 長寿のお祝いに温泉に行くなら、みんなで楽しく過ごしたいですよね。だから、温泉宿選びは重要です。しっかり下調べをしておくことをおススメします。「長生きしてくれてありがとう!これかもずっと長生きしてね」という想いを込めて、温泉宿で思い出に残る楽しいひと時をお過ごしくださいね。

77歳喜寿とはどんなお祝いなのか?

長寿のお祝いは、満60歳で迎えます還暦をはじめ、70歳の古希、80歳の傘寿、90歳の卒寿、100歳の大台では紀寿と、区切りの良い歳のお祝いです。他にも88歳、99歳とゾロ目に合わせた長寿祝いもあります。77歳の喜寿もゾロ目のお祝いです。そもそも喜寿とはどんなお祝いなのでしょうか?

 

日本が発祥の喜寿祝い

日本の長寿祝いのルーツを辿ると、中国にたどり着くのが大半なのですが、77歳で祝われます喜寿は珍しく日本が発祥の祝い事です。はじまりは喜の草書体が七を組み合わせた漢字であること。上の段の七、下の段の七を2つで十七として、合わせて七十七、これで77歳を喜寿として祝いましょうと始まったとされています。

 

祝う歳は数え年で77歳です。生まれた瞬間を1歳として、それ以降は元日を迎えるごとに1歳加えていきます。だから、生まれて77回目に迎えます元日が喜寿のはじまりとなるのです。

 

満年齢で考えた場合は76歳が喜寿となります。満年齢では生まれた年は0歳で、誕生日を迎えるたびに1歳加えていきます。現在は満年齢で数えるのが普通です。ということもあって、満77歳でお祝いされる方が多くなっています。

 

喜寿祝いの贈り物

喜寿を祝うのに絶対にすべき、というような決まりはありません。ご両親、祖父母が喜寿を迎えるとき、あなたは独立して疎遠になっていることもあるでしょう。喜寿祝いを理由に訪ねるだけでも十分に喜んでもらえるはずです。

 

身内だけで祝うのもよいですし、お友だちやご近所さんをお誘いし、盛大に祝うのも喜ばれるかもしれません。どんな形を本人が一番喜ぶかどうかで考えてあげましょう。

 

77歳喜寿祝いのテーマカラー紫の取り入れ方

還暦祝いに赤色が用いられるように、77歳で迎えます喜寿祝いにもテーマカラーがあります。高貴な色として人気の紫色が昔から用いられています。なので紫色を取り入れた祝い方が基本となるのですが、いったいどのように紫をお祝いに取り入れたらよいのでしょうか。

 

紫色のちゃんちゃんこと帽子

還暦で赤色のちゃんちゃんこと帽子を身に付けるように、喜寿では紫色のちゃんちゃんこと帽子を用意します。座布団も紫色を用意して、喜寿の雰囲気を演出。親族のみなさんと記念写真というのは喜ばれるでしょう。

 

絶対に紫色を身に付けなければいけないわけではありません。用意できなかったからダメということもないです。本人から恥ずかしいと、紫色や衣装を遠慮されることもあるでしょう。その場合は、無理に取り入れようとこだわりすぎないようにしてください。

 

紫色のちゃんちゃんこや帽子は、一般的な洋服店では売っていません。祝い事用の衣装を扱っているお店で用意できます。お近くにお店がなくてもインターネットで購入可能です。近く必要になる方は調べておくと、土壇場になって困ってしまうこともないでしょう。購入しなくとも、そのときだけ利用できるレンタルサービスもあります。

 

贈り物にも紫色を加えてみよう

贈り物にも紫色をぜひ取り入れてみましょう。ただ注意したいのが、紫色にこだわりすぎて、日常で使うのに困ってしまうような贈り物になってしまうこと。紫色は非常に癖の強い色です。日常で使うには浮いてしまう場合があります。

 

ちゃんちゃんこや帽子のようなはっきりし過ぎた紫色は避けたほうが無難。小さくアクセントカラーとして、紫色が取り入れられているだけでも良いでしょう。

 

もちろん贈り物を紫色に限定することもありません。大切なのは贈る相手に喜ばれること。無理やり紫色を取り入れようとはせず、相手が喜ぶだろう贈り物を選んで、可能ならば紫色を加えてみるというくらいの気持ちでも大丈夫です。

うちの喜寿祝いの食事メニュー

喜寿祝いのアンケートのアンケートの中から食事メーニューについてのお話をピックアップしました。参考にして下さい。

 

高級焼肉店

祖母の喜寿祝いをすることになりました。どんなお祝いが喜んでもらえるんだろうと家族で考えました。食事メニューも悩みましたが、祖母はお肉が好きだったので、いつもは行けないような高級焼肉店へ行くことになりました。

 

祖母はとても楽しみにしてくれて、お店に行くと誰よりもたくさん焼肉を食べました。父なんかは、カルビは2枚ぐらい食べたらもういいという感じなんですけど、祖母はカルビも1人前ぺろりと食べて、タン塩やサラダとかもりもり食べていました。

 

これだけ食べられるから元気なんだなと思いましたが、喜寿祝いを喜んでもらえてよかったです。高級焼肉店だったので、金額はかなりいきましたが、食事メニューを焼肉にしたのは間違いじゃなかったなと思いました。

 

鶏の含め煮とほうれん草のお浸し

うちのおじいちゃんの喜寿のお祝いのときには、おじいちゃんの好きな鶏の含め煮とほうれん草のお浸しでした。おじいちゃんは歯が弱いのですが鶏肉が大好物なので、この食事メニューがとてもお気に入りです。ほうれん草を食べるとポパイみたいに強くなれるって言って、喜んで食べてました。

 

喜寿のお祝いの食事メニューというのは、特に決まったものというのはないそうです。私たちだとお誕生日にはケーキとか、普段は食べられないお菓子を買ってお祝いするのが当たり前なのですが、おじいちゃんの世代はそうでもないみたいですね。

 

私からするといつでも食べられるものなのに、と思うのですが、おじいちゃんは喜んで食べてくれていたので、それがちょっと不思議でした。

 

ホテルで日本料理

父の喜寿祝いを地元のホテルでやりました。孫たちも含めて親族が10名ほどが集まり、大変にぎやかなものとなりました。このホテルでは食事メニューを日本料理、フランス料理、中国料理から選ぶことができます。

 

主役の父の年齢などを考慮し、日本料理をお願いしました。食事メニューは喜寿祝いにふさわしい内容となっていました。旬の鮮魚を使ったお寿司、お刺身、鯛の塩焼き、御赤飯、海老、数の子など、縁起の良いものが揃えられていました。

 

普段は食がやや細い父ですが、上品であっさりとした味付けの日本料理に食も進んだようでした。
とても喜んでくれましたし、帰りがけには「傘寿(80歳)祝いもよろしく頼むよ」と笑い、ますます元気になったようでした。子ども向けに別メニューが用意されていたのもありがたかったです。

喜寿(77歳)のお祝い会でのエピソード

喜寿(77歳)のお祝い会でのエピソードをいろいろと聞いてみました。それをまとめたものです。参考にしてください。

 

色紙に寄せ書きを

喜寿祝いのエピソードですが、近所の老人会では毎年、77歳のお祝いの会をしています。今までは私が祝う番でしたが、今年は私が祝ってもらう年でした。エピソードというか、みんなで昼食会をしていただきましたが、何時祝ってもらうかはわからず、何時もサプライズで祝ってくれるのです。

 

皆から、色紙に寄せ書きをしてくれていますが、こうしたシンプルでも心がこもっているのプレゼントはぐっときます。家族からも祝ってくれます。孫からは神社でのお守りをもらったりと、家族の優しさを感じた一日でもありました。

 

老人会でも、同年代の人が元気にしているのをみると私もまだまだ頑張ろうと思います。思いでの一日になり、幸せな一時を感じました。

 

頑固一筋の叔父が

親戚の喜寿祝いでの感動エピソードです。頑固一筋の叔父が一年前に喜寿を迎えました。今まで叔母に感謝の言葉など口にしないような頑固な人間でしたが、70歳を過ぎてから癌を患い入院生活を繰り返していました。

 

弱気になっている叔父は、いつも励ましてくれる叔母にずっと感謝の気持ちを抱いていたそうです。叔父は今まで言葉で伝えることは決してしませんでしたが、お祝いの日、叔母が叔父の背中をさすっていると「ありがとう、いつも苦労をかけてばかりですまない、全部感謝している」と言いました。

 

突然のことでその場にいた私たちは目を丸くしていましたが、叔母はいつものように冷静に、そして優しい笑顔で「分かっていますよ、私が一番分かっています」と言いました。2人の深い絆を感じた心温まる喜寿のお祝いでのエピソードです。

 

父の好きな色で

父親の喜寿祝いを行ったときのエピソードです。父親は仕事一筋の人。ほとんど休むことなく家族のために働いてくれていました。退職祝いでは、父の大好きなお酒を家族でプレゼント。たいへん喜ばれました。

 

喜寿祝いの際にも何か特別なプレゼントができたらとの思いで、父には内緒で家族で度々集まっては話し合い。何か記念に残る素敵な日にできないものかと考え、父の好きな色である紫色の何かを贈ろうということになりました。

 

最近散歩が趣味の父。ということで、スニーカーをプレゼントしようという話になり、父のカラーである紫色がポイントのスニーカーを選びました。今では毎日そのスニーカーを履いて、日課である散歩を楽しんでくれています。